April 22, 2015

【131】バブアーのコートにオイルを入れる。いつまでも着れるコート。

オイルの缶とコート。
以前「【067】コートは解決した。」と書いたバブアーのコート。

そのコートにオイルを入れなおすリプルーフという作業をする。2年前に古着屋で買って、買った直後に1回やったのだけど、だいたい2シーズンごとにやるといいらしい。2シーズン経ったので2回目のリプルーフ。

オイルは缶に入っている。オイルといっても常温だと固まっていてそのままでは塗れない。湯煎して溶かしてから塗りこむのだけど、気温が低いとすぐに固まってしまって作業しにくい。だから、この作業は夏にやると良いのだけど、それなりに体を使うので、真夏の蒸し暑い時にはやる気にならないかもしれない。今日は天気も良くて温かいので、これぐらいなら作業するにはちょうどよさそう。
左が塗り終わったところ。
真ん中辺りのウエスで塗りこむ。
庭のほうが陽があたって温かいので、テーブルを準備してお湯をわかす。沸かしたお湯をバケツに入れて、オイルの缶を湯煎する。コートも陽があたって温まっている。溶けたオイルをウエスでコートに塗っていく。

リプルーフのやり方自体は、この動画の真似をしてやっている。

もともと着るときも雑に扱っているコートだし、塗り方一つで失敗するようなたぐいのものではないと思うので、わりと大雑把に塗る、というかなすりつける。動画ではドライヤーを使ったりしてるけれど、うちにはドライヤーはないのでただ塗りこむだけ。全体を塗り終わったらハンガーにかけておく。しばらくテラテラして油が浮いている感じだけれど、そのうちコットンに染みこんでいくはず。
塗った直後。ドライヤーで
なじませるのかもしれないけどドライヤーがない。
1缶で2回分のはずで、2年前と今回で2回やったのになぜかまだ3分の1ぐらい残ってしまっている。塗り足りないのかもしれないけれど、別に気にしないでおく。2年後に残りを使おう。

オイルを入れる前にパートナーの澪にポケットと裏地の破れを直してもらった。うれしい。
バブアーの薄くなった裏地を手縫いで修理した。

丈夫で、使い勝手が良くて、その上手入れすることもできる。こういうものをいつまでも使っていたい。


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