第4回 今のその舞台の話と編集って、全くおんなじ感じがする。
大谷:なんかさ、今のその舞台の話を聞いててね。
編集ってさ、全くおんなじ感じがするんだよ。
最近鞄を売らなきゃいけないから、
鞄のホームページを作ろうっていって。
パートナーの澪が鞄を作っているから、
原稿も書いてっていって。
小林:
うん。
大谷:
でも澪はそんなの書いたことないからさ。
でき上がってきた文章を何とかしようとして思ったのが、
あぁ編集ってこういうことかって。
あぁ編集ってこういうことかって。
例えばホームページだったら、
タイトルみたいなのがあって、
見出しがあって、文章があって、
また見出しがあって。
で、何個か説明したいことがあって、
例えば3つってあったら、
お伝えしたいことは3つですみたいな。
1、2、3って見出しがあって、
その下に、1の説明、2の説明、3の説明ってあって。
小林:
うん。
大谷:
で、結局さ。
何が書いてあるかじゃなくて、
パッと見た時に3つ並んでいたら、
こことこことここの文字の並び、
文字数とか、後ろに丸がついてるかとか、
「です」があるかないかとか、何行か、
みたいなので決まる。
小林:
へぇ。
大谷:
でも澪は書いたことがないから、
バランバランなんだよね(笑)
小林:
あぁー
大谷:
で、これだけのことを結局、
編集者はやってるんだという感じがしたの。
見出しの文末がバランバランだった時点で、読めない。
人間耐えられない。
小林:
パッと見た時、
大谷:
パッと見た時に。
視覚なんだよ。と思ったの。
そんなんさもう、中身の話じゃないじゃん。
そこの前の話で。
でもそういうふうにして、
ホームページにしろ、誌面にしろできている。
舞台と一緒というか。
ここは舞台ですよっていう設定されているかされてないかとか、
その舞台の仕切がこうなっているっていうことでしか
無いっていう。
そんなんをずっと考えながら、原稿を伸ばしたり縮めたりしてた。
小林:
ふうん。
タイトルみたいなのがあって、
見出しがあって、文章があって、
また見出しがあって。
で、何個か説明したいことがあって、
例えば3つってあったら、
お伝えしたいことは3つですみたいな。
1、2、3って見出しがあって、
その下に、1の説明、2の説明、3の説明ってあって。
小林:
うん。
大谷:
で、結局さ。
何が書いてあるかじゃなくて、
パッと見た時に3つ並んでいたら、
こことこことここの文字の並び、
文字数とか、後ろに丸がついてるかとか、
「です」があるかないかとか、何行か、
みたいなので決まる。
小林:
へぇ。
大谷:
でも澪は書いたことがないから、
バランバランなんだよね(笑)
小林:
あぁー
大谷:
で、これだけのことを結局、
編集者はやってるんだという感じがしたの。
見出しの文末がバランバランだった時点で、読めない。
人間耐えられない。
小林:
パッと見た時、
大谷:
パッと見た時に。
視覚なんだよ。と思ったの。
そんなんさもう、中身の話じゃないじゃん。
そこの前の話で。
でもそういうふうにして、
ホームページにしろ、誌面にしろできている。
舞台と一緒というか。
ここは舞台ですよっていう設定されているかされてないかとか、
その舞台の仕切がこうなっているっていうことでしか
無いっていう。
そんなんをずっと考えながら、原稿を伸ばしたり縮めたりしてた。
小林:
ふうん。
(第5回へつづく)