第5回 マネジメントのうまい人は、ものすごくマニアックに操作できちゃう。
大谷:
ほんで、だんだん、そういうのがなるべく無いような、
「言葉の記録」もそうだけど、
言ったことからしか無いというか、
ちょっと見出し立ててるけど、
いわゆる型にはめた編集をしないというようなことを
僕もやろうとしていて、同じ感じがした。
編集がうまくなるってどうすればいいかっていうのを考えると、
そういうときは3つにしましょうとか、
言いたい論点が10個あると多すぎるから減らしましょうとか、
そういう、テクニックっていうのはいっぱいあるし、
そういうのを身につけることはできるんだけど、
それはそのぐらいのことっていう感じが、
それぐらいのことなんだけど、
それが全て。
小林:
うん。
大谷:
こんだけ紙があったら、どんだけタイトルの面積を取るかとか、
それだけの話。
で、文字の小ささどれぐらいにするか。
一つの話でどれぐらい段落取るかとか、
そういうことだけの話。
舞台とかとおんなじぐらいの様式というか。
小林:
それだけで出来てるんだものね。
大谷:
それだけで出来てるんだよ。
何にも隠せない。全部見えているから。
舞台裏もなんもないっていう。
そういうのがね、ちょっとあらわになった感じがした。
小林:
聞きながら「募金箱は透明な方がいいですよ」っていう話を
思い出していたんだけど、
マネジメントとかがうまい人とか結局、
人間のメカニズムというか、
こういうふうにしたらこう動かざるを得ないみたいな、
人を操作するすべみたいなのを
ものすごくテクニカルに知っているというか。
大谷:
具体的なんだよね。すごく。
小林:
うん。
大谷:
人の性質を具体的に知っている感じ。
小林:
うん。だから、めちゃくちゃ細かく知ってるじゃん。
だからものすごくマニアックに操作しようとすると
できちゃうんだよね、人とか。
人間疎外みたいなのが起こってくるわけじゃんか。
もう、その人を資源として見るわけだから、
その人が最大限パフォーマンスがいいようにマネジメントする。
少ない資源でお客さんとか、まだ見ぬ誰かさん、
みたいな人にパフォーマンスを伝えるように管理するわけでしょ。
それ自体はテクニックであって、
いいも悪いもなくて
単にそういう事実があるなんだろうなと思うんだけど。
それをうまくやる。
どういったらいいのかな。
なんか片手落ちというかそういう感じがあってね。
僕はNPOに関心があるんだけど、
「誰かのために」とか「待っている人のために」
そういう技術を使っているから、
それはそれで技術だけのためではないんだけど。
「言葉の記録」もそうだけど、
言ったことからしか無いというか、
ちょっと見出し立ててるけど、
いわゆる型にはめた編集をしないというようなことを
僕もやろうとしていて、同じ感じがした。
編集がうまくなるってどうすればいいかっていうのを考えると、
そういうときは3つにしましょうとか、
言いたい論点が10個あると多すぎるから減らしましょうとか、
そういう、テクニックっていうのはいっぱいあるし、
そういうのを身につけることはできるんだけど、
それはそのぐらいのことっていう感じが、
それぐらいのことなんだけど、
それが全て。
小林:
うん。
大谷:
こんだけ紙があったら、どんだけタイトルの面積を取るかとか、
それだけの話。
で、文字の小ささどれぐらいにするか。
一つの話でどれぐらい段落取るかとか、
そういうことだけの話。
舞台とかとおんなじぐらいの様式というか。
小林:
それだけで出来てるんだものね。
大谷:
それだけで出来てるんだよ。
何にも隠せない。全部見えているから。
舞台裏もなんもないっていう。
そういうのがね、ちょっとあらわになった感じがした。
小林:
聞きながら「募金箱は透明な方がいいですよ」っていう話を
思い出していたんだけど、
マネジメントとかがうまい人とか結局、
人間のメカニズムというか、
こういうふうにしたらこう動かざるを得ないみたいな、
人を操作するすべみたいなのを
ものすごくテクニカルに知っているというか。
大谷:
具体的なんだよね。すごく。
小林:
うん。
大谷:
人の性質を具体的に知っている感じ。
小林:
うん。だから、めちゃくちゃ細かく知ってるじゃん。
だからものすごくマニアックに操作しようとすると
できちゃうんだよね、人とか。
人間疎外みたいなのが起こってくるわけじゃんか。
もう、その人を資源として見るわけだから、
その人が最大限パフォーマンスがいいようにマネジメントする。
少ない資源でお客さんとか、まだ見ぬ誰かさん、
みたいな人にパフォーマンスを伝えるように管理するわけでしょ。
それ自体はテクニックであって、
いいも悪いもなくて
単にそういう事実があるなんだろうなと思うんだけど。
それをうまくやる。
どういったらいいのかな。
なんか片手落ちというかそういう感じがあってね。
僕はNPOに関心があるんだけど、
「誰かのために」とか「待っている人のために」
そういう技術を使っているから、
それはそれで技術だけのためではないんだけど。
(第6回へつづく)