収録から掲載まで時間が開いたのは、僕(大谷)の中でこれをどう扱えばいいのかうまく捉えにくかったからですが、半年あいて読み返すと掲載したくなりました。
話し手:小林健司、大谷隆
場所:studio CAVE(フェンスワークス)
収録日:2014年12月1日
まとめ:大谷隆
話し手:小林健司、大谷隆
場所:studio CAVE(フェンスワークス)
収録日:2014年12月1日
まとめ:大谷隆
最後のほうで、けんちゃんから文章を書くこと、記録を残すことについての質問があり、それに大谷が応えている内容が、後に「読む・書く・残す」探求クラスにつながっていきます。
論旨のようなものを読み取ろうとすると、ぐねぐねと曲がり捻れていて、言っていることが何度か反転しているようにも見えます。と同時に、なぜか帳尻は合っているようにも見えます。通常、対談記事の編集という場合、こういう曲がりや捻れは整えるのですが、ここではそのままにしてみます。いちいちツッコミを入れながら読んでいただけるのが、僕達にとっていちばん嬉しい事なのかもしれません。
第1回 『日本の歴史をよみなおす』は、最初が文字で次がお金だった。
小林:
この一時間は仮に僕らが黙ったままでも黙って聞いていただくと、
そういう設定になっております。じゃぁ始めます。
(沈黙30秒)
大谷:
あの淀屋橋でさぁ、喋った時の興奮は、楽しかったなぁと思って。
あの時、歴史を読み返すみたいなことがしたいねって言う感じのことを
言っていたでしょ。
それを本にしようとか。
それでその後、そういう本あったよなと思って(笑)、
小林:
(笑)そうね。
大谷:
本棚を見て、『日本の歴史をよみなおす』を読んだらさ、
最初に出てきたのが文字の話だったの。
その次に出てきたのがお金の話だったの(笑)
小林:
(笑)
大谷:
けんちゃんはずっとお金の話をしててさ、
お金の話というかお金のことをやってて、
僕は最近、もともと文章の仕事をしていたけれども、
文字のことがこう、文字に残すっていうのがすごく、
原点というか、
文字に残ったものが好きだったんだなということを思ったりしてて。
それがさ、2つポンポンって出ててちょっとびっくりした。
一回読んでた本なんだけど。
小林:
ふーん。
(沈黙25秒)
大谷:
ちょっとおもしろかった。
そういう設定になっております。じゃぁ始めます。
(沈黙30秒)
大谷:
あの淀屋橋でさぁ、喋った時の興奮は、楽しかったなぁと思って。
あの時、歴史を読み返すみたいなことがしたいねって言う感じのことを
言っていたでしょ。
それを本にしようとか。
それでその後、そういう本あったよなと思って(笑)、
小林:
(笑)そうね。
大谷:
本棚を見て、『日本の歴史をよみなおす』を読んだらさ、
最初に出てきたのが文字の話だったの。
その次に出てきたのがお金の話だったの(笑)
小林:
(笑)
大谷:
けんちゃんはずっとお金の話をしててさ、
お金の話というかお金のことをやってて、
僕は最近、もともと文章の仕事をしていたけれども、
文字のことがこう、文字に残すっていうのがすごく、
原点というか、
文字に残ったものが好きだったんだなということを思ったりしてて。
それがさ、2つポンポンって出ててちょっとびっくりした。
一回読んでた本なんだけど。
小林:
ふーん。
(沈黙25秒)
大谷:
ちょっとおもしろかった。
(第2回へつづく)