June 13, 2015

【184】メールをinboxに変えた。

身も蓋もないinboxの画面。
メールソフトというか、メールを扱うインターフェイスというかそれを、gmailからinboxに変えて2週間ほどたった。

inboxというのは、とにかく見ないでいいものは見せないということをやっていて、それが何か新しいものとして提示してある。似ていて先行したものにMailboxっていうアプリがあって、iPhoneを使っていた頃は使っていた。機能としてはとても似ている。でももう、スヌーズとか無理に使わなくていいよ感がinboxでさらに上がった気がする。

たくさんの情報の中から自分に必要な機能や要素を選び出して「これだ!」と決定論的にクリックして行為するということが情報技術周りでは時代遅れになってきているんだと思う。

あるいは、何もかも隅々まで見て把握しなきゃダメ、っていう時代ではなくて、大体メール見てなくても、Facebookでだいたいわかるし、直前になったらLINEとか、メッセージとか、最悪は音声通話でかかってくるだろうというような、情報伝達経路の冗長性も上がっているから、メールごとき見逃したり、読んだ内容やそれどころか読んだこと自体を忘れたりしても、今どき致命的なことは起きないでしょと。

メールなんて頑張って使わなくてもいいよ。
ざっと目を通して「完了」して目の前から消しちゃえよ。
必要ならそのうち他の方法で思い出させるから。

そんな感じ。

何が致命的なことなのか。
何を落とすと大変なことになるのか。
そういう事を考えること自体がもうぼやけてきている。
ある意味アナログ。

そんな世界。



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