身も蓋もないinboxの画面。 |
inboxというのは、とにかく見ないでいいものは見せないということをやっていて、それが何か新しいものとして提示してある。似ていて先行したものにMailboxっていうアプリがあって、iPhoneを使っていた頃は使っていた。機能としてはとても似ている。でももう、スヌーズとか無理に使わなくていいよ感がinboxでさらに上がった気がする。
あるいは、何もかも隅々まで見て把握しなきゃダメ、っていう時代ではなくて、大体メール見てなくても、Facebookでだいたいわかるし、直前になったらLINEとか、メッセージとか、最悪は音声通話でかかってくるだろうというような、情報伝達経路の冗長性も上がっているから、メールごとき見逃したり、読んだ内容やそれどころか読んだこと自体を忘れたりしても、今どき致命的なことは起きないでしょと。
メールなんて頑張って使わなくてもいいよ。
ざっと目を通して「完了」して目の前から消しちゃえよ。
必要ならそのうち他の方法で思い出させるから。
そんな感じ。
何が致命的なことなのか。
何を落とすと大変なことになるのか。
そういう事を考えること自体がもうぼやけてきている。
ある意味アナログ。
そんな世界。