January 8, 2015

【045】たこ焼き鉄板を手放すかどうかの攻防

鉄の調理具は基本的には好きで、
それだけで評価が上がる。
街角でたこ焼き屋を見つけて、あ、食べたいなと思うことがあっても、つい、家で作ったほうが美味しいからと我慢してしまっていた。

実際、家で作ったほうが美味しい。そのための鉄板も結構気に入ってはいる。しかし、最近あまり使わなくなってきていた。

使わないなら持っていなくても良い。そうやってこれまで多くのものを手放してきて、そのたびに心地よい開放感があった。そこでたこ焼き用の鉄板、さらにたこ焼きを焼くときに突く針のようなもの2本、手放せるかどうかを検証するために、急遽今夜たこ焼きを焼くことにした。

何度も書くけれど、家で作るたこ焼きは美味しい。それは間違いない。問題は、美味しいからといって果たしてある一定以上の頻度で作り続けるかどうか。

これまでのうちの食事メニューの傾向から考えると、頻度がある程度あるためにはなるべくシンプルなレシピで定番化する必要がある。いつもなら作った天カスとネギを入れるのだけど、今日はなしにして、出汁と卵と小麦粉で作ることにした。油は米油とガーリックオイルを試す。ガーリックオイルは、芽が出てきてそのままでは処分しなくてはならなくなりそうだったにんにくを保存のためにオリーブオイルにつけておいたもの。いつもあるわけではないけれど、特別美味しく食べられる用途が見つかれば作り置きしておくのは楽だし、ガーリックたこ焼きが特別美味しければそれも有りだろうと思って。

早速たこ焼きを作ってパートナーの澪と二人で美味しい美味しいと言いながら食べて、じゃぁ鉄板は残しておいて今後は頻度を上げようかという結論がでかかった。

が、結局、手放すことにした。

理由は、食べ終わる頃には飽きたから。

というわけで、たこ焼き鉄板と突くやつ2本、手放します。

今後は街角でたこ焼きを食べたくなったら躊躇なく買い食いできる。


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