November 20, 2018

【501】習慣とはなにか。

この二ヶ月ほど、毎日ブログを書いている。習慣になった、と言ってもいい。
習慣(しゅうかん、英: habit)とは、
・日常の決まりきった行いのこと。長い間そうすることによって、そうすることがあたかもきまりのようになったこと。
・(心理学用語)反復によって習得し、少ない心的努力で繰り返せる、固定した行動のこと。(ウィキペディア「習慣」)
この説明だと、何度もやっていることがあったときにそれを習慣と呼ぶということなのだけれど、僕の言葉のニュアンスでは「習慣」にはもう少し色がついている。

それは、あることをやればその結果どうなるかをすでに熟知していることである。習慣が習慣として機能するには、この「結果をよく知っている」という要素が必要だと思う。「少ない心的努力で繰り返せる」からやるのではなく、結果を知っているからやるのだ。

言い換えれば、習慣というのは確実さへの依存である。安心だからである。習慣がいざというときの拠り所になりうる所以だ。

では、僕がブログを書くことが習慣になったということは、僕は、ブログを書くとどうなるかを知った上でやっているということになる。それはなにか。

ブログを書くことはある種の解放感を伴う。書くことで解放されたという気がする。書くまでは解放されていない。この解放感のために僕は毎日ブログを書いている。

ブログのように、それほど長くなく、かつ、それほど深刻でもなく、かつ、一般に公開される文章を日常的に書き続けることの意味は、たぶんこのぐらいのことだと思う。(収益を無視すれば。ちなみにこのブログは広告をつけていないので、どれだけ読まれても収益はない。)

そろそろ長くて深刻?なものを書きたくなってきた。


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