来年から気合の入った通年講座をやります。
「読む・書く・残す探求ゼミ」としてやってきた講座をアップデートします。
「読む・書く・残す探求ゼミ」では、主に「読む」ということを深くすることをやってきました。
読むということは、一般に思われているほど、確固たるもの、あるいは、一つのもの、ではなく、読む人ごとに、読む文章ごとに違ったことが生じるような、ある奥行きを持った体験です。
同様に、書くということも、一つの作業を指し示しているわけではなく、書く人ごとに、書く文章ごとにそれぞれの領域があるような、ある広い場所での営みです。「自分の文章を書く」という営みは、それぞれの人が、自分なりの場所で自分なりのふるまいとして書くことになります。
その場所は、どんな場所で、どこにあるのか。他の人の場所とはどのように接しているのか。重なっているのか。あるいは重なっても接してもいないのか。そういったことを受講生とともにさぐってみたいと思います。
自分の文章を書くための通年講座2019、第一期生、募集です。
募集案内を御覧ください。
大谷隆